2017年9月9日土曜日

アンティークな街で

スウェーデンの気候の特徴に、
夜の間に雨が降って朝には上がる、というのが、
誰かに聞いたんじゃなくて、わたし的観測で思うのです。
スウェーデン人の友達に話したら「そうだね」って言ってたので、
間違いじゃなさそうです。
とてもありがたい。

今日もまた、朝起きると昨夜の雨は止んでました。曇りだけれど。
そんなわけで、本日はこちらへ。


大家さんちのワンちゃんを預かっているので、
お伴してもらいました。
かわいくてお利口さんなので、どこにでも連れて行けます。

11時からだけど、ちょっとだけ早めに。
だいたい1時間くらい前にはお店開いてる人も多いので。

そしたら早速、「早起きは三文の徳」を実感するこれに!


リンドベリのRosenfältじゃないですか!
しかもものすごく状態がいいです。未使用品かと思うくらい。
しかも、えっいいんですか?ってお値段言われました。即決。
もう今日はこれで満足、なくらい。
これ、おうち用になる予感…ずっと欲しかったの。ああ嬉しい。

ほんとにほんの入り口で、そして人はまだまばら。


初めて来た街なんですが、なんだか古くてかわいらしい建物が多い。



この教会なんて、うろこの柱でものすごくかわいらしい。
ランゲージカフェをやってるみたいなので、
今度教会を見るために来てみようかな、と思うくらい。


きょうのここは蚤の市だけでなく、ちょっとしたお祭りで、
ステージが用意されていたり、子供たちは動物のメイクをしてもらったり。

こんな自転車屋台、いいなあ、欲しい。


なんて見てたら、コーヒーが無料だったのでごちそうになりました。

あとこちらで買ったのはこちら…


この中にいます。
雨が降りそうだったので早くに出店した人は高架下を陣取ってて、
ここも高架下なので写真がひどいんですが、
リサ・ラーションのものがたくさんあって、
ちいさな猫さんをうちの子として。

ここでは実はムーミンのマンガの絵本も買いました。
 どちらも安くはなかったんですけど。
品揃えからしておそらくプロのお店。

あと、こちら。


 雨が降っていて、現場で写真撮りそびれました…
できるだけ出会った場所を写真に残そうと思っているのですが、
買う?どうする?ってことに集中してしまって、よく忘れます…

1983年のグスタフスベリのクリスマス・プレート。
こちらもリンドベリのデザインによるものです。
カトラリーは木製のものを見ると買ってしまいます。
本当はオール木製のが欲しいんですが、なかなか出会えません。
(実はうちにはあるんですけど、でも足りない…)

夕方別件があったので、もう2件はしごしたんですが、
2件目はこれといった収穫はなく、ちょっとつまらないところでした。 
3件目は、夏の間毎週土曜日にやっているここ。





こぢんまりしたところで、おそらくプロの、同じ出店者が多いので、
こういった「余った時間」に時々来ます。
品揃えはいいので、必ずなにかあるんですが、
今回は自分の洋服1着。新品のでした。

そしてにゃんこはお友達と一緒に我が家のデスクの上に。
わたしの身の回り、蚤の市からきたものばかり…


2017年9月3日日曜日

Sigtuna Möte

今日は毎週末開催されている競馬場でのロッピスに…
ロッピス行ってみたい!というお友達と一緒に行く予定でしたが…

腰が痛い上、実は風邪っぴき。

お友達にはごめんなさいして、遠出は控えました。
でも地元で年に1度あるお祭りだったので、
そこにちょっと行ってみました。

実はそこにも小さなロッピスがあるんです。
まあ、小さすぎて期待できませんけど。

 
Sigtuna möteは直訳するとSigtuna Meeting。
1912年から続いてるイベントみたいです。
スウェーデン最古の街と言われているSigtuna(シグチューナ)は、
そのままでもクラシックな雰囲気の漂うかわいらしい街なんですが、
クラシックカーや昔の装いの人々がいたりすると、
タイムスリップしたような気分になります。

昔の鍛冶屋さんの再現とか…


織物の紹介とか…

 

こんな手仕事を子供たちがちょっと体験していたり…




昔の消防車に乗って街を一周。

 

クラシックカーが違和感なく馴染んでます。

 

そして小さなロッピス。

 

売り子さんもクラシックな装い。

 

こちらで気に入ったのが、このタペストリー。
なぜかドイツ語。

 

それから、この温度計。手放せるか謎… 

裏の言語から、これもスウェーデンのものではなさそう。
スペイン語っぽい。

 

あとは、うちにある古いオーブントースターにスイッチがなくて、
コンセントを抜き差ししないといけないのが面倒で、
スイッチが欲しかったんですが、ここで見つけたので買いました。
個人的生活必需品もよく買ってますw
 あと、本がたくさんいいのありました。

ほんとロッピスって楽しい。

2017年9月2日土曜日

Tant LoppisとHonstull Marknad



今日はストックホルム市内の、小さなロッピスへ。
この季節、こういう単発のちょっとしたロッピスが多いのです。
規模は小さくても、知らない街に行くのが楽しいので、単発のロッピスが最優先。

あ、でもここは去年も行きました。
気持ちのいい、そして割と行きやすい場所なので、去年を懐かしみつつ。

 

Hej, björnen!(こんにちは、クマさん!)


ペンギン好きなので心惹かれましたが、写真でガマン。

ここでの収穫は、こちら。


Arabia(アラビア)のRuska(ルスカ)が大量に!
これは重いので全部は無理です。
この他にシリアルボウルみたいなサイズのもあり、
売り手さんはまとめて売りたかったみたいなんですけど、
欠けてるのもあるし、電車で来てるから全部は無理です。
(しかも今朝腰を痛めました…)
お皿は10枚ずつ、ボウルは8枚。
半分売ってくれない?と伺ったら、5組って売りにくいのよね、と。
日本では一般的なのに。
じゃあ全部4枚ずつは?と交渉したら、OK。
ちなみに何枚セットが一般的?って伺ったら、
家族構成によるけど、お客さん用に考えるなら12組かな、ですって。

それから、こちら!

 

大好きな、Gustavsberg(グスタフスベリ)のTerma(テルマ)!
あの、Stig Lingberg(スティグ・リンドベリ)の作品です。
このポットは初めて会いました。
お鍋は2サイズあって、タジン鍋みたいな蓋は伴侶をなくして蓋だけのコでした。
ううむ、Ruskaが重いし、全部は無理…
お鍋は在庫もあったので、ポットだけ連れて来ました。
かわいい。売りたくない。
 直火にかけられるのがTermaの良さ、でもうちはIHで使えないんですよね。

いいお買いものができました。



荷物は重いし、腰が痛いのですが、ここから水辺沿いの遊歩道を歩いたところに、
毎週末開催されてるマーケットがあるのです。
ロッピスとしてはいまひとつなんですが、いい散歩道なので寄ってみることに。
コロコロ持って来るべきだった…

このかわいらしいお家たちは、コロニー。
お庭と小さなお家を借りて、畑をしたり、終末ここで過ごしたり。
おそらくお庭のないマンションに住んでいる方が主な賃貸主でしょう。
いやここ住みたいですけど、わたし、って思いました。

この近くに、わたしが初めてスウェーデンを旅した時の宿があって、
そんなことを思いながら、ここを反対側から見てました。



もうすっかり秋の気候で、軽いコートがないと寒いくらいなんですけど、
Bada(沐浴とか水遊び、かな)してるファミリーがいてびっくり。
Badaが大好きなスウェーデン人…



ちょっとベンチでひとやすみして、持って来たおにぎりをぱくり。
お天気がいまひとつで残念ですけど、水のそばは気持ちがいい。

 

そしてマーケットの裏入り口に到着。
看板にもLoppisの文字。


ロッピスはそんなになくて、フードトラックとか、オリーブ売ってる屋台とか。
ここでは収穫なし。ほぼすり抜けるだけでしたけど、
雰囲気を味わうだけでも楽しいです。

2017年9月1日金曜日

ごあいさつ

このたび、ウェブショップ「Skandinavien loppis」を立ち上げました。
ブログの紹介にもありますように、わたしが北欧、主にスウェーデンの
蚤の市やセカンドハンドで買い集めたものを売っています。

…ですがまだお店は空っぽの準備中です。
今日は1日なので、えいっと始めてしまいたかったのです。

このお店は、わたしが帰国するたびに行って来た「北欧蚤の市」がベースになっています。

わたしはスウェーデンに住んでちょうど5年。
もともとアンティークが好きで、旅行のたびに必ず行くのが蚤の市。
特に北欧のデザインが好きで、何度か旅をし、
スウェーデンへの愛が高じて、スウェーデンに住むことになりました。

住んでからも、蚤の市やセカンドハンドに行くのが楽しみ。気に入ったものを集めて、
帰国の度に(と言っても3回だけですが)蚤の市を開催していました。

この夏帰国した際、7月の末に、いつもお世話になっているElämä booksさんで
3度めの蚤の市開催しました。
そしてこの機会に、Elämäさんのご協力を得て 、
ウェブショップを始めることにしたのです。

その時の商品がこちら。


その時の様子がこちら。


商品はElämä booksさんが毎週日曜日の午後1時から5時まで開催している
Sunday bookroomで実際にお手に取ってお買い上げいただけるものと、
Elämäさんから発送するもの、スウェーデンから直接発送するものがあります。

Elämäさんに行くと、こんな感じで商品がお待ちしてます。


素敵な本もたくさんありますよ。
是非お運びください。